スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--年--月--日 | スポンサー広告

R.I.P.

彼は財布と衣服を置くと、海の中に入っていった。
吸い込まれるように。

長年生活を共にしてきた恋人がベッドの上で自殺していたのは、その1週間前のことだ。

知性と芸術的感性、華やかなルックスで羨望を集めていたカップルは、数年前からとある宗教団体から脅迫を受けているとの悩みを周囲に漏らしていたという。

……なんだかフィクションのようですが、実話です。
BeckのアルバムSea Changeのカバー・アートとRound The Bendのヴィデオを手がけたアーティストJeremy Blakeが海に入っていくのを目撃されたのが今月17日。今、NYの警察は発見されたBlakeと思われる遺体を特定するため、彼の歯科治療を担当したことがある医師等の情報を求めているそうです。

その宗教団体とは、ト○・クルーズで有名な、アレなのですが。

彼のガールフレンドTheresa Duncan(ブロガー、映像作家)のブログ・エントリをいくつか読んでみたのですが、その宗教団体を批判する記事をごく最近も書いていました。
[7/29追記]最も詳細にその団体から受けた(と彼女が主張する)嫌がらせについて書かれている記事はこちら。Jeremy Blakeの元彼女と、その後見人である人物(かの宗教団体とも関係があるらしい)に監視されていることも。

とはいえ、彼らの自殺とその宗教団体が関係しているのかは明らかではありません。ニ人とも遺書を遺していたそうですが、その内容も公開されていませんし。

少し前、iPodにようやく映像を取り込み始めた時、最初に入れた映像のひとつが、このJeremy BlakeによるRound The Bendでした。
その後まもなくこのニュースを知ったので、余計にショッキングでした。ガールフレンドTheresaがRandall Mannの詩を取り上げたこのブログエントリも、この件を知った後に見ると、意味深なものを感じてしまいます。後付けでこじつけ始めたらキリが無いでしょうけれども。。。

じわりと染み入るように、意識が異世界に迷い込んでいく、この映像。お二人のご冥福をお祈りします。



・LA Times July 25, 2007
Body in ocean thought to be Jeremy Blake's
・LA Times July 25, 2007
The apparent double suicide of Jeremy Blake and Theresa Duncan

2007年07月28日 | Comments(7) | Trackback(0) | 音楽[B]
コメント
取り急ぎ、ここに書いてすいません。さっき細野さんに聞いたのですが、ソロ・アルバム9/26に発売決定だそうです。詳細は後程。
TY URL 2007年07月28日 18:37:20 編集
ふたりのことはまったく知りませんでしたが、コメント失礼します。

僕自身は宗教すべてに100%距離を置く人間なんですが、単純に映画ファンとしてトム・クルーズの「アレ」はいったいなんなのか?ずっと気になっていました。以前Skysongさんも書かれていたように、Beck自身がそうですね。
日本語のホームページにも明記してありますが、その新興宗教は、アメリカ政府(特にCIA)を公式に敵と定義しているようです。リンクを辿って読んでみたTheresaのエントリの文章も、教団への批判というより教団自身がCIAの戦略…「MK-ULTRA」というかなり特殊な用語がでてきますね…に取り込まれているからどうしようもない、と読めるようにも思いました。
何が真実かを知るのは、ほんとうにむずかしい。と参院選の前日に思い巡らしていたら、御ブログのエントリに出会った次第です。あ。お邪魔でしたら遠慮なく消してください。

いずれにせよ、若い人間が自ら命を絶つのは、ただただいたたまれないです。
R.I.P.

kensuke URL 2007年07月28日 21:23:18 編集
>TYさん
そうですか!
この秋は豊作ですね♪

>kensukeさん
トム・クルーズの新しい映画、ドイツでかなり問題になっているようで。
それにしても、「アレ」…気になりますよね(^^;)
コメントいただいてから更に気になって、CIAと○○○○トロジーの関係なんかをググり、あれこれ読み散らかしました。内通しあっていたことを示唆するような記述もチラホラありますね。CIAに「取り込まれて」いるのか、逆にCIAを利用してMK-ULTRAの成果(?)を悪用したのか、判断しかねますが。
本当に何が真実かを知ることは難しいです。MK-ULTRAに関するWikipediaを読んでいたら、「スキャナー・ダークリー」(映画は未見なので小説の方)を思い出してしまいました。

オ○ム(現△ーレフ)などを考えると、異国の出来事とのんびり構えてもいられない不安もあります。

この二人の死の影に何かがあったのなら、願わくば捜査で明らかにして欲しいものですが……ともあれ、R.I.P.
skysong URL 2007年07月29日 20:54:43 編集
おっしゃるとおり…対岸の火事ではないかも知れません。我が国もけっこうカルトには弱い気がします。(聞くところでは、ラエリアン・ムーブメントというフランス発のカルトは、日本人の信者が一番多いそうです)

ところで『スキャナー・ダークリー』読まれてましたか。skysongさんのことだからきっと原書でですね。うらやましいな。
いくつかの評伝によると、ディック自身も晩年は「監視されている」という恐怖感に苦しんだそうです。病とドラッグのせいもあったでしょうが、ほんとうのところはわかりません。
ただただ、作品だけが残されています。

今さらながら、P.K.ディックにも…R.I.P.
kensuke URL 2007年07月30日 21:05:58 編集
>kensukeさん
日本は、四大宗教も新興宗教も押しなべて敬遠する人々がいる一方で、わりとナイーブにカルトにひっかかってしまう人々もいて、なんだか極端だな、とよく思います。ナイーブではなくても、拉致されて薬物その他でマインド・コントロールされてしまったら、誰でも逃れられないのかもしれませんが(怖)。

「スキャナー・ダークリー」を読んだのはほんの数ヶ月前なのですが、YouTubeに上がっていた、P.K.ディックのこのインタビューを見たのがきっかけでした。
http://www.youtube.com/watch?v=7Ewcp6Nm-rQ
こちらでも、何者かに侵入されファイルを荒らされた体験を語っています。
女優のジーン・セバーグも黒人解放運動に関わっていたのを疎ましがられ、FBIに嘘の中傷を流され、その精神的苦痛で流産したことがあるそうですけれども。当時のオーソリティーがカウンター・カルチャーの担い手を警戒して監視するということは、実際にあったようですね。

ある現象を眺めたとき、自分が本当にその実像を見ることができているのか、暗い鏡から反射された虚像を見ているだけではないのか、そんな苛立ちと怖さがまざまざと伝わってくる本でした。今回のJeremyとTheresaの死も、暗いスキャナーを通してしか見ることができないもどかしさ、やりきれなさがあります。

P.K.ディックにもR.I.P.ですね…。

 
skysong URL 2007年07月31日 18:29:59 編集
LA Timesに突っ込んだフォロー記事が来ました。
パラノイア、う~ん・・・・・

http://www.latimes.com/entertainment/news/celebrity/la-et-doublesuicide3aug03,1,6330897.story?coll=la-headlines-entnews&track=crosspromo
MM URL 2007年08月03日 14:37:59 編集
>MMさん
リンク、どうもありがとう。
関係者に取材したところで「ハイハイ、私達は彼らを脅しました~」なんて名乗り出る人がいるわけもないから、本人たちのパラノイアみたいなストーリーに落ち着かざるを得ないのかもしれません。
実際、パラノイアだったのか、やはり何かあったのかは、もっと強制力のある「捜査」をしない限り出てこないでしょうが、警察はそこまでする気があるのかどうか。。。
他殺でなくて自殺であることはハッキリしているようなので、それで片付けられてしまいそうな気がしてなりません。
skysong URL 2007年08月03日 22:40:46 編集

管理者だけに表示する
 | HOME | 

プロフィール

ブログ内検索

最近の記事

全ての記事を表示する

最近のコメント

タグリスト

カテゴリー

月別アーカイブ

Visitors

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。