スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--年--月--日 | スポンサー広告

Elliott Smith / New Moon ('07)

New Moon New Moon
Elliott Smith (2007/05/08)
Kill Rock Stars

この商品の詳細を見る(amazon)
eMusic.com


2003年に34歳の若さで亡くなった、Elliott Smith。彼が90年代にインディーズ・レーベルKill Rock Starsに在籍していた頃の未発表音源を集めたCD2枚組がこの5月、リリースされました。先日eMusic.comでダウンロードして、すっかり惹き込まれています。未発表音源ながら、そして、ごくごくシンプルでありながら、なんと深い悲しみとやわらかなポップネスを湛えた佳曲が多いことか。

アコースティックギターと、多重録音された彼の歌声。その多重録音は、ごくたまにハーモニーになることがあるものの、ほぼ同音程で、定位がずらされていることもたまにしかない(少なくとも私のオーディオ環境で、私の耳にはそう聞こえます→追記:あらためて聴くと、「たまにしかない」というのは正確ではないですね。曲によって微妙にずらされていたり、左右に振り分けられたり、微妙に配置されている。)。それでも、その、「声が重ねられている」というのが非常に効いています。薄い、薄いパイ皮を重ねたような、脆く壊れそうな繊細な質感が、彼の細い声と悲しい歌を静かに強調していて。

それにしても、こんなにも優しく悲しい歌を作る彼の人生の凄絶だったこと。(日本語Wikiはサラリとした記述ですが、英語Wikiには胸がキリキリしました。)この世にドラッグとアルコールが無かったら彼の人生は違っていたかもしれませんが、それでもやはり繊細すぎて、この世に長くいられる人ではなかったのかもしれません。

彼が一躍有名になった、映画Good Will Huntingのエンディング曲Miss Misery(アカデミー歌曲賞にノミネートされるも、実際の受賞曲はCeline DionのMy Heart Goes On@『タイタニック』)のアコースティック・バージョンも収められていますが、静かな雨のようにしっとりと胸に沁みてきます。

Miss Misery アコースティック・ライブ
2007年06月04日 | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽[S]
コメント

管理者だけに表示する
 | HOME | 

プロフィール

ブログ内検索

最近の記事

全ての記事を表示する

最近のコメント

タグリスト

カテゴリー

月別アーカイブ

Visitors

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。