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Cello Song

26歳で早世した英国のSSW、Nick Drakeのファーストアルバムに収められた名曲Cello Song。

AIDSチャリティー・コンピレーションDark Was The NightでのThe Books Feat. Jose Gonzalezバージョンも、とても素晴らしくて。緻密な手工芸品のようなニック・ドレイクのアコギの音を、シンプルな打ち込み音で置き換えつつ繊細にほどこされたアレンジ。印象的なチェロのサウンドは原曲のイメージのまま。

The Booksバージョンを聴いていると、長距離列車の車窓から見える、電線が微妙に上下動しながら続いていく様子をなぜか思い出しました。なんとなく、列車の音を連想させるようなカチャカチャした音がバックに小さく入っているからでしょうか。子どもの頃、長い列車の旅の間、退屈しながらあの電線の動きをボーっと見ているのが好きだったなぁ。いや、当時は純粋に退屈していただけで、大人になって懐かしく感じられるだけかも。


そんな「旅」ないし「漂泊」の感覚が、Dark Was The Nightのそこここに漂っています。
Cello Songに続くTrain Songも、しかり。カナダの歌姫ファイストのニュアンスに満ちたヴォイスをベン・ギバード(Death Cab For Cutie)が渋く受け止め、列車に乗って昔の恋人に会いに行く心情を切々と歌います。Antony and the JohnsonsのAntonyとBryce Dessnerがコラボした、ボブ・ディランのカバーI Was Young When I Left Homeも、旅情たっぷり。。。

様々なアーティストが様々なカバーやオリジナル楽曲を提供したコンピレーションながら、互いに切り離されたものが個別に並べられているという感覚ではなく、どこか見えない糸のようなものでゆるく関連しあっているように感じられるアルバムになっていると思います。

旅情もそうなのですが、昔のアメリカを彷彿とさせる南部の香りもふんだんで、米国の大統領が変わったばかりでもあるし、アメリカ的なるものを再び見つめ直す旅、のように聴こえてしまうのは深読みしすぎかもしれませんが、私にはそういう風に聴こえる部分が多々ありました。

Nick DrakeのCello Song

(歌詞は こちら)


The Books Featuring Jose GonzalezのCello Song
(クリックで試聴↓)


Dark Was the NightDark Was the Night
(2009/02/17)
Various Artists

商品詳細を見る


THIS DISC
1 Knotty Pine – Dirty Projectors + David Byrne
2 Cello Song (Nick Drake) – The Books featuring Jose Gonzalez
3 Train Song (Vashti Bunyan recorded, written by Alasdair Clayre) – Feist + Ben Gibbard
4 Brackett, WI – Bon Iver
5 Deep Blue Sea – Grizzly Bear
6 So Far Around the Bend – The National (arrangement by Nico Muhly)
7 Tightrope – Yeasayer
8 Feeling Good (popularized by Nina Simone) – My Brightest Diamond
9 Dark Was the Night (Blind Willie Johnson) – Kronos Quartet
10 I Was Young When I Left Home (Bob Dylan) – Antony + Bryce Dessner
11 Big Red Machine – Justin Vernon + Aaron Dessner
12 Sleepless – The Decemberists
13 Stolen Houses (Die) – Iron and Wine
14 Service Bell – Grizzly Bear + Feist
15 You Are The Blood – Sufjan Stevens

THAT DISC
1 Well-Alright – Spoon
2 Lenin – Arcade Fire
3 Mimizan – Beirut
4 El Caporal – My Morning Jacket
5 Inspiration Information (Shuggie Otis) – Sharon Jones & The Dap-Kings
6 With A Girl Like You (The Troggs) – Dave Sitek
7 Blood Pt 2 (based on original song “You are the Blood” by the Castanets) – Buck 65 Remix (featuring Sufjan Stevens and Serengeti)
8 Hey, Snow White (Destroyer) – The New Pornographers
9 Gentle Hour (Snapper) – Yo La Tengo
10 Another Saturday (traditional song) – Stuart Murdoch
11 Happiness – Riceboy Sleeps
12 Amazing Grace (traditional song) – Cat Power and Dirty Delta Blues
13 The Giant Of Illinois (Handsome Family) – Andrew Bird
14 Lua – Conor Oberst + Gillian Welch
15 When the Road Runs Out – Blonde Redhead + Devastations
16 Love vs. Porn – Kevin Drew


2009年02月26日 | Comments(2) | 未分類
コメント
No title
いいですね、いい!

それから
ベックやっと追加公演、
スカイソングさんは行くんですよね?

スペシャTVの若い男の子にきいたら
ベックは過去の人だそうです(笑)

いまが旬なのにね。
みんな
わかってない。

けど
ゆりかもめの奥の方の
ぼくはよくわかんないんですけど
あの会場は
いいらしいですね
それから
ベックで
NHKホールは有り得ないと
聴かされましたが
そういうものなんですか?

やはり
スタンディングじゃないと
だめなんですか今は?

ぼくは
座ってみたい方です。

年寄り?
そうですね。
でも
ほんとそうだから仕方ない(笑)

一曲だけ
ご紹介
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=A1PK3lkIAI4

では、スカイソングさん、ぼくは
「美の巨人たち」に言ってきま~す、
ゼロ URL 2009年02月28日 21:41:04 編集
No title
>ゼロさん

ベックの追加、やっぱ出たよね~、くーっ!って感じですが。今年は下の子が小学校入学なので、ハハオヤはゼッケン縫ったりこまごました文房具全部に名前を付けたりで例年より忙しいのです(^o^;)
環境の変化で子どもが不安定になりやすい時期でもあるので、さすがに2日連続で夜外出するのは控えようと、ガマンすることにしました(泣)。でも、その前の週に坂本龍一のピアノコンサートに行くんですが(連続じゃなきゃ良いのか?と自分にツッコミ入れつつ 笑)

静かな曲が中心のライブだったら座って聴きたいですが、アップテンポでノリの良い曲の多いライブでは椅子は邪魔だなーと思ってしまいます(^^;)。人一倍、体力が無い方ですが、好きな音楽をガンガン浴びながら踊っている間は不思議と疲れません。ギュウギュウに押されると怖く感じることもありますが、ほどよい混み具合で気持ちよく盛り上がったスタンディングライブを一度でも体験したら、「椅子?なにそれ?」って感じになりますよ(笑)。

その若い子にとっては過去の人でも、自分が好きならそれでオッケー☆で(^o^)
Odelayで一世を風靡した頃より、ちょっとくたびれた味わいが加わった今の方がむしろ好きですねー。

バルトークの映像、ありがとうございます。ピアノコンチェルト、良いですね。CDが欲しくなりました。
skysong URL 2009年02月28日 22:48:04 編集

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