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David Byrne @ 渋谷AX Jan.27 '09

"Songs of David Byrne & Brian Eno"と題された、デヴィッド・バーンのソロツアー。
(イーノは一緒に回ってません。お二人揃っていたら、すごい贅沢なことですよね!)
トーキングヘッズではコンサートに行ったことがなく、バーンのソロではアルバムRei Momo発売時のツアー('89)を渋谷公会堂で見たのが最後です。2002年は来日していたことすら気付かなかったもので(汗)。Rei Momoは当時のワールド・ミュージック(死語…? ^ ^;)の流れを反映したラテン系サウンドで、御本人はめっちゃ気持ち良さそうに歌っておられましたが、ラテン系の血中濃度が極度に低~い私はもうちょっとヘッズ的なエッジのきいたお姿を見たかったというのが本音でした。

今回のツアーでは、昨年リリースされたByrne & EnoのアルバムEverything That Happens Will Happen Todayの曲の他に、イーノが関わったトーキングヘッズの曲や名コラボMy Life In The Bush Of Ghostsのナンバーも演奏されるというので、「これは行かなくちゃ!」とチケットの申し込みをしたのが昨年11月頃。
とはいえ、Everything That Happens Will Happen Todayには深くのめり込むほどの思い入れが生まれなかったこともあり(決して悪くはないんですけどね)、楽しみだけれども不安な気持ちも抱えつつ渋谷AXまで赴いたのでした。新譜の曲は気持ちよく聴ければそれで良いとして、往年の名曲がいかにも「過去の曲」的に聴こえてしまったり、いかにも年齢を感じさせるパフォーマンスになっていたら悲しいな、なんてことも考えてしまったりして。

しかも、私のチケット、整理券番号3番。どんだけ売れ行きスローだったのーーー?(汗)
先に会場に着いた友人C嬢からのメール情報「なんかまだスイテマス」、「平和よ~」で高まる不安(笑)。実際6時半頃会場入りしてみると、中央付近はたっぷり床が見えてました。

7時をまわってフロアの照明が消え、ステージに御一行が登場。
中央に、ボーカル&ギターのデヴィッド・バーン@見事な白髪。向って左奥に3人のコーラス隊(男性1人女性2人)、右奥にベーシスト。ステージ奥の少し高くなった所に、左から右へパーカッション、ドラムス、キーボードが並ぶ総勢8人編成です。
全員、アイテムはまちまちだけれども、白で統一した服装。バーンの白髪とコーディネートしたのかは分かりませんが(笑)、シンプルで小粋な印象です。ステージに置かれているのは潔くも機材だけで、装飾的なセットやスクリーンなど一切無し。

最初のMCでイーノと一緒にやった曲中心にやるという趣旨を説明。
「それがメニューで、ぼくはシェフ兼ウェイター。楽しんでもらえると嬉しいな。…あ、何かアレルギーのある人いる?」的なトークの後、1曲目Strange Overtonesがスタート。

ここで一気に、それまでの不安が吹き飛びました(^o^)
Strange OvertonesはCDでは「耳あたりは良いけど良すぎて逆に物足りない」なんて思っていたのですが(^^;)。昔よくあった、フュージョンぽい香りのポップさも個人的にちょっと微妙だったり。(そう思うリスナー心理を先読みするような歌詞なので、わざと懐かしい音づかいなんでしょうけどね。)
でも、伸びやかでハリのある歌声、息のあった演奏がステージから鳴り響けば、一見(一聴)「ありがち」な印象のポップソングから、温かい血の通った「デヴィッド・バーンらしさ」がくっきりと浮かび上がってきたのです。ちょうど、真っ白な服が着る人の個性を際立たせるように。
曲が終わると会場内から「いい!」「すごくいい!」との声が。
私も同感でした(^-^)

次はぐっと雰囲気が変わりI Zimbra。
ステージ右袖から、いきなり わらわらわらっと3人のダンサー(やはり白い衣装をまとった、男性1人女性2人)が登場。
その踊りが、ヘンテコ:かわいい:カッコいい=7:2.5:0.5くらいの配合比率で、好き嫌いが分かれるダンススタイルかもしれませんが、私はすごいツボに入ってしまいました(笑)。コーラス隊の3人も巻き込み、遊んでるんだか踊ってるんだかよく分からない不思議ダンスが炸裂して、楽しすぎ~!あのダンスの振り付け教本付きDVDが出たら、絶対に買います!(笑)

そんなこんなでユルイ曲も、とんがった曲も、「あったかくて、かっこよくて、かわいくて、ちょっと変(これ重要!)」な空気のまま違和感なく繋がっていき、私は何度も「将来はあんな風にお茶目でエッジのきいたおじいさんになりたい!」(まず男にならなきゃ…^^;)と心の中で叫んでました。あ、まだ56歳なので「おじいさん」呼ばわりは少々早すぎるかもしれませんが、フサフサの白髪がすごくインパクト大で(脱色じゃないですよね?)。でも、久しぶりに「老いる=カッコいい」を体現している人を見た気がします。

自分にとって一番のクライマックスは、2回目のアンコールのBurning Down The House!
アルバムSpeaking In Tonguesはイーノが関わっていないから聴けないと思っていたので…。
嬉しいサプライズでした。
この曲では全員がなぜかフワフワした白いチュチュ着用(笑)
なぜチュチュなのかはサーッパリ分かりませんが、男も女も老いも若きも人種も関係なく、もう踊るしかないでしょ!!という意気込みを感じましたw。もちろん客席も盛り上がってましたよ。
(オフィシャルサイトでチュチュ写真含めw、ツアーフォトを見ることができます。)

デヴィッド・バーンは独特な感性のクリエイターであるだけでなく、見る人を楽しませることを熟知した、第一級のパフォーマー(しかも現役バリバリ)なんだと改めて認識しました。
御本人も、バックのメンバーも本当に楽しそうにやっていて、その楽しさが客席に伝わってきて見ている側もどんどん楽しくなってくるし、その熱気がステージに伝わって。。。という相乗効果がすごく感じられて。
The band in Heaven they play my favorite song.
They play it one more time, they play it all night long.
(Talking Heads / Heaven)
Heavenの歌詞のように、できることならいつまでも終わらず、ずっと続いて欲しかったライブでした。


Burning Down The House @ Boston Oct.31 '08
昨年10月のボストンではチュチュ着けていないんですよね。その後から出てきたアイディアでしょうか。でも、ちょうどハロウィンなので、それぞれが仮面とか天使の羽根とか、フワフワのヅラなど身に付けて楽しそう♪最前列でノリノリの、体格の良いおじさまたちが微笑ましいですし(笑)


The Great Curve @ Boston Oct.31 '08
おちゃらけた振り付け満載だけど、たまにシュシュッとキレのある動きを見せてくれたダンサーたち。オフィシャルDVD出ないかな~。
大きな口開けながら楽しそうに踊ってたSteven Rekerさん、実は音楽もやっているようです。(そっちが本業?)陽気なダンサーモードとは違う、暗めのSSW路線、なかなか好きです。
http://www.myspace.com/silverhaunches




セットリスト
Strange Overtones (Byrne&Eno/Everything That Happens Will Happen Today)
I Zimbra (Talking Heads/Fear Of Music)
One fine day (Byrne&Eno/Everything That Happens Will Happen Today)
Help Me somebody (Eno&Byrne/My Life In The Bush Of Ghosts)
Houses in Motion (Talking Heads / Remain In Light)
My Big Nurse (Byrne&Eno/Everything That Happens Will Happen Today)
My Big hands (David Byrne/The Catherine Wheel)
Heaven (Talking Heads/Fear Of Music)
Born Under Punches (Talking Heads / Remain In Light)
Poor Boy (Byrne&Eno/Everything That Happens Will Happen Today)
Crosseyed & Painless (Talking Heads / Remain In Light)
Life is long (Byrne&Eno/Everything That Happens Will Happen Today)
Once in Lifetime (Talking Heads / Remain In Light)
Life During Wartime (Talking Heads/Fear Of Music)
I Feel my Stuff (Byrne&Eno/Everything That Happens Will Happen Today)
<Encore1>
Take me to the River (Talking Heads/Stop Making Sense)
The Great Curve (Talking Heads / Remain In Light)
Air (Talking Heads/Fear Of Music)
<Encore2>
Burning Down the House (Talking Heads/Speaking In Tongues)
<Encore3>
Everything That Happens (Byrne&Eno/Everything That Happens Will Happen Today)

David Byrne Official Site
ToursのページにはGoogle Mapsが貼られていて、終了した公演の場所をクリックするとセットリストが確認できます。マメですねー!
2009年01月28日 | Comments(7) | 音楽[B]
コメント
No title
「老いる=カッコいい」を体現している人
流石、今日も言い当ててるね!
本当に楽しかった~♪こんだけ大ツアーだからDVDでるかも・・・淡い期待を抱いております。カッコよく年を重ねるのもトレーニングが必要です。さぁ今すぐへんてこ踊りを踊ろう!
ライブ中うちらの一角は既に踊ってましたけど~(爆)
chika URL 2009年01月29日 16:31:46 編集
かっこいいお爺さんになりたい。
おぉ!そげに良かったとですか!
ぶっちゃアルバム『Everything That Happens Will Happen Today』にはこちらの勝手な期待が裏切られたってな身勝手な思いとEnoさんは同行しないって事で華麗にスルーしてしまったのですが、Burning Down the House(!)にHeaven(!)にI Zimbra(!!)ですか。ぐっ、ちょっと、てかかなり観たかったかも。
レポ、感謝であります。
kazz12000 URL 2009年01月29日 22:28:47 編集
はじめまして
私は28日のライヴを観ました。
とても贅沢な時間を過ごせた感じがしました。
トーキング・ヘッズの再結成はないのかな!?
かづ URL 2009年01月30日 00:07:23 編集
No title
ご無沙汰しちゃいました。

そんなによかったんですね、当日券でも行きたかったけど、風邪でぶっ倒れてました・・・次の機会はいつになるやら・・・
でも29日は咳止め薬の力を借りて別のオジサンたちのライヴに行ってました笑
こちらもなかなか楽しいですよ、skysongさんもいつか試食してください笑

papersnow URL 2009年01月30日 13:02:42 編集
No title
>chikaちゃん
ほんとにほんとに楽しかったね~♪
それにしても、背後でchika夫妻はあの踊りを真似してたの?さすがノリの良いご夫婦!

バレエっぽいターンや開脚ジャンプは無理だけど、
「い~と~巻き巻き☆」とか
「腕チョップチョップチョップ」とか
「かっくんかっくんロボットダンス」は、できそう。
今度一緒に踊ろうね(笑)

>kaz12000さん
良かったとですよ~(≧o≦)
同じ理由で華麗にスルーされた方が多かったのか空いてましたが、踊りやすかったです(笑)
懐かしの名曲はもちろん興奮ものでしたが、間に挟まれる新譜の曲も、そうやって聴くとかなり素敵だったのも嬉しい発見です。
特にBurning Down The Houseで熱しきったテンションをじゅわ~っと包み込むような、ラストEverything That Happensの滋味は天国的でした!

>かづさん
はじめまして!
28日に行かれましたか~
本当に贅沢な時間でしたね。
トムトムクラブも現役で活動しているから、再結成しようと思えばすぐできそうですけど、もう一緒に演る意義をお互い感じていないのかもしれませんね。

>papersnowさん
風邪でしたか~。
そんな体調でプライマル?(笑)
でも、楽しんだ方がウィルスも吹き飛ぶかな。
いつか試食してみたいです♪
あ、フランツ@2/10抽選はずれちゃいました(泣)

風邪、お大事に!


skysong URL 2009年01月30日 21:08:21 編集
No title
懐かしい、これ行きました~。すごいよかったですよねー。
鈴木慶一さん客席に・・、しっかり握手していただきました。
ヘッズの4人で初来日の時も、すっごくシンプルでシビレましたっす。
また、来ないかなぁー、自転車で。
can can URL 2012年12月18日 22:18:52 編集
No title
>can canさん

こんな大放置ブログにコメントいただき、本当にありがとうございます。can canさんもこのライブ行かれたんですね~。鈴木慶一さんが客席にいらしたとは気づきませんでした!ヘッズ初来日も体験されているとは、羨ましい。

握手といえば、自転車といえば、2年前の原宿VACANTでのデヴィッド・バーン展にご本人がいらして、握手&サインしていただき大感激でした。その後、自転車でシューッと華麗に去って行かれた姿が瞳に焼き付いていますw
skysong URL 2012年12月19日 10:59:55 編集

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