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いよいよ Steve Jansen 初ソロコンサート!

いよいよです。
チケットの売れ行きもムフフらしいと言う情報もあったりして、気分は"Steve!"なんて書いた横断幕でも持って行きたいような、Steveプリントのウチワでも持って行きたいようなくらいですが、ご安心ください(笑)、大人しく鑑賞いたします。

横断幕のかわりというわけでもありませんが、最近Steveのサイトにアップされたインタビューの拙訳を。まだ途中で、しかも推敲してませんが、本日いらっしゃれない方々のためにもちょいフライングでアップします。後日最後まで訳しますのでご容赦くださいませm(_ _)m

原文はこちら です。
********************************************************
・レコーディング
近代的なテクノロジーはレコーディングに大きな影響を与えていて、それは主にポジティブな方向の影響だと僕は考えている。アーティストが自分で、あるいは仲間に手伝ってもらったりしながら作品をプロデュースできるようになった以上、スタジオを借りて、演奏をその日のうちに収録するような従来の方法は過去のものと考えても良いだろう。今なら世界のどこにいる人にでもファイルを送り、好きな時に音を加えてもらうよう頼むことができる。その人が都合の良い日に作業できた方が、決められた日にやるよりもずっと良い結果が出ることが多い。さらに、そうした方が彼らは自分をより自由に表現できるから、音の選択肢もたくさん提供してくれることがよくあるんだ。このやり方だと、みんな自分が慣れた環境で、しかもファイルを送り返すまでは自分の音が相手に知られないのが分かっているだけに、より伸び伸びとして実験をいとわなくなるから、可能性を広げるんだ。さらにスタジオの環境ではあまりにも簡単に失われがちな、神秘性やロマンティシズムを作り出したりもする。おそらく一般的に、人は一緒に作業をする前段階に書き言葉のようなものがあった方が安心するものなんだ(少なくとも、僕の年代はそうなんじゃないかな)。そのほうが、いつでも手を引くこともできるし。その結果、プレッシャーが少なく、より自由で、最終的に検討する段階でより選択肢の多いプロセスを経ることができる。

僕は最初のMacを手に入れた80年代末から、midiプログラムを有効に使えるように工夫するなど、熱心にコンピュータを使って作業しはじめた。だからプログラミングにはずっと興味があったんだ。ずっとテクノロジーが追いついてくるのを待っていたような気がする。出費とかハードウェア間の互換性とか、どうしても避けられない制約などの問題から自由になって、作品作りのプロセスにコンピュータを自然に組み込むことができるようになることをね。今ようやく、どこかにたどりついたような気がしているんだ。手ごろであると同時に実用的な方法で、映像と音声のアートを結びつけ、一緒に作業することができる。そういう意味ではエキサイティングな時代だよね。

僕はレコーディングのプラットフォームとしてpro-toolsとdigital performerを使ってきた。アルバム作りにいわゆるサンプラーは利用しなかったけれども、pro-toolsやdigital performerにサンプルをインポートしてプログラミング処理したり、Reasonにはほとんどどんなファイル形式でも(ドラムサンプルに限らずどんなサンプルも)インポートできて、段階的なシークエンスで(サンプル再生を読み出すビートを横線上にセレクトするとか)再生法を手早くセットアップできるユーザーフレンドリーなドラムマシーンが入っているからdigital performerとシンクさせて使ったりもした。それからWaveとFocusriteのプラグインも使ったな。ミキシングではEarthworks Sigma 6.2 speakers と Yamaha NS10M'sを使用した。

・演奏
「スロープ」ではあんまり演奏していないんだ。ほとんどプログラミングで作られている。アレンジの多くが時間とともに徐々に練りあがっていったから、そのほうがフレキシブルで選択肢がずっと多いと思ったよ。いわゆる音楽的パフォーマンスを記録することにはあまり興味がなくて、テオ(トラヴィス)の演奏以外は、このアルバム制作にあたって即興は使われていない。ほとんど全体が秩序にのっとったものと言っていいよ。僕は面白い音の組み合わせやサウンドデザインを見つけるプロセスが好きだから、頭脳的なアプローチが多かったんだ。実のところ、「スロープ」ではそれほど多くのミュージシャンに参加してもらっていないし、いくつか受け取った音楽的な素材も、自分のニーズに合うように切り刻んだり変化させたりすることができたんだ。

・ビジョン
作曲するにあたって、「コンセプト」は制約が多いと感じている。やってみたことはあるけれども、僕にとってはあまりよいスタート地点にはならないようだ。最初は本能的、直感的なやりかたで始めて、徐々に作品との絆を形成していくのさ。僕は内向的な人間だから、自分の感情を内に秘める傾向がある。だからきっと、僕の音楽から浮かび上がってくる隠れたテーマのようなものはあるだろうね。

僕個人としては、他の場所に連れて行ってくれるようなアルバムが好きなんだ。常にボーカルがあると、ずっと焦点が固定されて押し付けがましくなったりする。かなり早い時期から、僕らはバンドとしてインスト曲を入れはじめた。それはちょっとした距離と考える機会を作り出すためなんだ。

・ヴォーカリスト
重要な基準だったのは、説得力と強さのある歌を歌ってくれ、なおかつ僕の音に合うヴォーカリストを見つけることだった。デヴィッド(シルヴィアン)はその過程で手助けをしてくれたよ。彼自身がミュージシャンやヴォーカリスト、作詞家として参加してくれただけでなく、ヴォーカリストを探して選ぶ手伝いもしれくれた。彼のヴォーカリストとしての洞察力のおかげで、決断を下すのがずっと楽になったんだ。

トーマス・フェイナーは、彼のグループAnywhenの音源で初めて歌声を聴いた時(デヴィッドが結構前に教えてくれたんだ)からずっと尊敬してきたヴォーカリストなんだ。彼の声の豊かな質感と荘厳な雰囲気がSow The Saltに理想的だと思った。彼は素晴らしい仕事をしてくれたよ。あの曲は、曲を活かすことができるヴォーカルを想像するのが難しすぎて、インストのままとどまる運命ではないかと思っていたんだ。トーマスには脱帽さ!

Ballad Of A Deadmanをデヴィッドに聴かせたら、驚いたことにデヴィッドがヴォーカルを入れて送り返してきたんだ。彼の音楽とは違うスタイルのものだったから意外だったけれども、すごく上手く合っていて、興味深いデュエットになるねと意見が一致したんだ。デヴィッドがジョーン・ワッサーと仕事をすることに興味を持っていてね。彼女は個性的な声の持ち主で、そういう意味でデヴィッドと合っているし、歌詞で描かれているアメリカらしい味を与えてくれている。面白い偶然で、この曲でデヴィッドは「ジョーン」と歌っているけれども、それはその時彼が読んでいた小説の影響で、まだジョーン・ワッサーに歌ってもらおうと考える前のことだったんだ。

Playground Martyrsでも似たような話があった。もともと(フランスの)女性ボーカル[訳注:Emilie Simon]のために書いたんだけれども、彼女のスケジュールがいっぱいすぎることが分かって。その後僕はこの曲のラフ・ミックスを送ったら(僕らはしょっちゅうネット経由でファイルをやりとりをする)、彼がどんな女性ヴォーカルが良いかのアドバイスと一緒に自分のヴォーカルも入れて送り返してきたから驚いたよ。女性ヴォーカルを探しているうちにデヴィッドのバージョンにもすごく愛着が沸いてきてね。結局ニナ・キナートを見つけて彼女の声を録音したら、同じ曲の二つのすばらしいバージョンが手に入った。あの歌詞は男性の立場からでも女性の立場からでも(子ども時代のトラウマに関して)鋭い痛みを持っていると思う。だからアレンジを変えて、アルバムの中のリプライズ(反復)にして、上手くいったと思っている。

ティム・エルセンバーグは僕が一緒に仕事をしてみたいと思っていた人物なんだ。彼はデヴィッドと似て、すばらしい味わいの中に親しみやすさも持ち合わせている。彼はソングライターとしても興味深いし、自分の音楽的な方向性に本当に忠実なんだ。しかも、一緒に仕事をするにも付き合うにも最高なやつで。数年前、日本でいくつかライブを一緒にやったけれども[訳注:Yukihiro Takahashi Presents "4 Moons' Live" 2006]、僕たち2人だけだったのに、実に高邁な倫理観に基づいて仕事と遊びの両方にひたすら集中したよ!

アンニャとは過去に何度か一緒に仕事をしてきた。最後はリュック・べッソンの映画「Angel-A」だった。僕らは相性が良くて、彼女のオーソドックスではない作曲方法を尊敬しているよ。Cancelled Piecesという曲から歌を引き出すことができるヴォーカリストはそう多くないと思う。そういう意味で彼女は驚異的だね。そして、挑戦しがいのあるものからこそ、彼女は結果を出そうとするんだ。彼女はとても知的で非常に感性豊かな女性なんだ。ああいうパンチのきいた、人間っぽさのないエレクトロ系の曲にぴったりくる官能性をもたらしてくれた。彼女があの曲のために作り出したエピキュリアン的な分身を、あの曲の不毛な雰囲気がうまく補完しているのが興味深いよ。[訳注:compliment(お世辞を言う)が使われているけれども、文脈的にcomplement(補完する)ではないかと思って訳しました。]

・ミキシング
ミキシングは曲を書いて組み立てる過程の中でシステマティックに行っている。これがコンピュータを使用したレコーディングの最も便利なところで、初期段階から最終的なミックスを考えて作業できるからね。

音の素材がこんなにも多様だと、ミキシングは思ったよりも難しいものになる。ほとんどの環境でこの作品がまずまず聴けるものに近づけていたら、文句はないよ。僕にとって重要な要素はヴォーカルのレベル、音の分離、臨場感、低音がこもりすぎず、高音がキンキンしすぎないことだ。自分の車で聴いた時だけ、その曲のミックスが良いか判断できるんだ。それがテストってこと!

2008年02月29日 | Comments(5) | 音楽[J]
コメント
No title
ライヴ、いかがでしたか? 楽しんだのでしょうねェ~!?
Bukkie URL 2008年03月01日 21:12:02 編集
お疲れさまでした
すっかり抜け殻状態です。

楽しい時間て、あっという間ですね・・・
haru URL 2008年03月01日 23:37:19 編集
No title
>Bukkieさん
ありがとうございます。
今回は一回きりのライブなので、宝物のような貴重な時間でした。行くことができて、本当に良かったです!

>haruさん
本当にあっという間でしたね!
すごく楽しかっただけに…。
さてさて今後も普及活動に励みますか。
DVDも出たら、そちらも一家に一枚ですよね!
skysong URL 2008年03月01日 23:54:46 編集
あのー
速報お願いしますね♪
joyuki URL 2008年03月02日 14:24:19 編集
No title
>joyukiさん
すみません、いま締め切りのある仕事を抱えてまして…
途中まででとりあえずアップしますかね(^^;)
skysong URL 2008年03月02日 19:59:03 編集

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