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iTunes Storeでオペラ。

昨年末から、無性にワーグナーの『タンホイザー』が聴きたくなってムズムズしていたのです。
たぶん、Sigur Rosの『Hvarf/Heim』に収録されていた再録バージョンVonの、厳かに一歩一歩進んでいくようなイメージが頭の中で化学反応をおこし、タンホイザー序曲の巡礼の主題につながったのだと思います。
大学時代、研究室にワグネリアン(かつクラフトヴェルキアン)の先輩がいらっしゃいまして、ハイティンク盤のCDを貸していただいたのが、私の初『タンホイザー』でした。その後時々探してきたもののハイティンク盤はずっと廃盤のようで、結局CDを購入しそびれたまま○×年が過ぎてしまったのですが…。ようやくここにきて、このムズムズを解消すべく、バレンボイム盤をiTSでダウンロードしました。
このバレンボイム盤、全曲収録なのに普通のポップスのアルバムと同じ1500円というのにビックリです(@o@)。オペラのCDはダイジェスト盤はいざ知らず、全曲だと5000円以上するものが多いですし、ましてや本物の舞台を観に行ったらチケットは数万円しますよね。
iTSでも他の『タンホイザー』(全曲)は4000円~4500円がほとんどなので、バレンボイムだけお買い得な感じです。
ショルティ盤4,500円
カラヤン盤4,500円
シノーポリ盤4,500円
カイルベルト盤iTunesPlus 4,500円
サバリッシュ盤iTunesPlus 4,000円
ベーム盤iTunesPlus4,500円
…ダウンロードなのに「盤」というのは変かもしれませんね。「版」?
それはさておき、4,000円台になると1,500円ほどは気軽に買えませんが、現在CDでは手に入らない演奏も多いので、このiTSのコレクションは貴重ではないでしょうか。できれば、デジタルブックレットで解説なども付けてくれるともっと嬉しいのですが。ワーグナーの楽劇のリブレット(台本)は、ドイツ語と英語対訳が併記されている有り難~いサイトがあるので助かります。が、やっぱり演奏ごとの歌手や録音に関する情報が欲しいですね。ある程度はネットで探せますが。

tannhauser

それにしても。色っぽいんですけど、このジャケ(笑)
 指揮:ダニエル・バレンボイム
 演奏:ベルリン・シュターツカペレ
 歌:ペーター・ザイフェルト(タンホイザー)、ジェーン・イーグレン(エリザーベト)、トーマス・ハンプソン(ヴォルフラム)、ヴァルトラウト・マイヤー(ヴェーヌス)etc.

オーケストラの演奏も緩急のメリハリがきいてドラマティックで、タンホイザーとヴォルフラムもそれぞれハマリ役だと思いました。ただ、エリーザベトがちょっと「マダム」っぽいお声でw、もう少し初々しい感じだと良かったのに。

この物語、あらすじ(wikipedia参照)だけを追うと「タンホイザーのバカッ!!!(><)」と腹が立って仕方がないのですが(苦笑)、音を聴くと否が応でも感情移入させられます。やっぱり音楽の力は大きい。
人間、タンホイザーほど極端ではないにしても、自分が手にしている幸福だけに安住することがなかなかできず、ついつい手に入らない、入りにくいものを求めてフラフラしてしまうことも多いもので。だからこそこの巡礼の歌が胸に迫ってくるのだな、などとつらつら思いつつ、聴き入ってしまうのでした。

静かに歩を進める、巡礼の主題。
艶やかに、くすぐったく跳ね回りながらまとわりつくような、ヴェーヌスの主題。
それぞれのテーマが絡まり合い大きなうねりを作り出す序曲だけでも、相当な聴き応えです。
また、第二幕第四場のタンホイザーx騎士たちxエリーザベトなど、それぞれが異なる歌詞と旋律を歌い上げるのが重なりあう重唱部分も圧巻ですね。異なる素材、構法が複数組み合わさった巨大建築物がものすごいスピードで構築されていくような、圧倒的迫力があります。
その一方で、エリーザベトに密かに想いを寄せる騎士ヴォルフラムが歌う「夕星の歌」なども静かに心に沁みて、涙を誘い…。

Wagner rocks!

ということで、カラヤン指揮による序曲をどうぞ。
タンホイザー序曲(カラヤン)part1


タンホイザー序曲(カラヤン)part2

2008年01月25日 | Comments(0) | 音楽[Classical]
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