スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--年--月--日 | スポンサー広告

The World Is Everything

大阪公演と東京公演の感想の追記を書いている途中ですが、ちょっと一息。
クレイジーだった(楽しかったけど)ウィークデイが去り、ようやくツアーパンフをゆっくりと眺め、付属のCDをiPodに入れるゆとりが出てきました。と言っても、付属CDはほとんどDavidのレーベルSamadhisoundが発行しているCDからのサンプル中心で、新曲はThe World Is Everything(渡邊琢磨さん作曲・David作詞)とSleepwalkers(Martin Brandlmayr作曲・David作詞:中村としまる・Sachiko Mが参加)の2曲になります。
[11/7追記:kiyokiyoさんにお寄せいただいたコメントで知りましたが、サマディのMyspaceでこの2曲を聴くことができます。]

今回のツアーのタイトルにもなったThe World Is Everythingは1分47秒という、とても短い曲。歌詞もとてもシンプルですが、シビアです。一時期は浮世離れした仙人みたいな歌詞が多かったDavidですが、これはすごく現世的。現実をリアルなままに受け止めて飲み込もうとしている、けれども苦くて飲み込みきれない。そんな酩酊感をともなう空隙に、静かに刻印されていく言葉と音の楔。

そもそも、この曲のタイトルをツアーの名前に冠しながら、ライブでは演奏しないというのも不思議。これは、人に聞かせるための曲というよりも、自分に言い聞かせるための曲なのかもしれません。最後に繰り返されるThe world is everythingと言うフレーズは、ほとんど祈りのように響いてきます。このフレーズを自分に刻み込むためのツアーだったの?…と、また深読み癖が。(^^;)

この世界が全て
この世界が全て
そして僕は近づいていく
でも、君はさらに近づいていく
春より出でて
夏へと入り
暗がりから出て
他者の祝福のもとへ
品々が置かれたテーブル
鮮やかな稲光の一撃
彼女は彼を、そこで一度は愛した
だが彼女はまだ闘い終えていない

それを飲み込むことはできない
でも、吐き出すこともできない
それは彼女の髪の中にある
彼女の瞳から放射されてくる
彼女を味わうことは苦々しい
でも、この世界は生きている
この世界が全て
この世界が全て
この世界が全て

2007年11月03日 | Comments(6) | Trackback(0) | 音楽[S]
コメント
初めまして。前から拝見いたしておりました。
先日のデビッドの東京公演ですが、サマディで来日を知った時、チケットの購入の仕方がわからずにいたとき、偶然こちらのブログを読んで、丁寧に記されたチケット購入方法を読んでお陰さまで前列の方で観ることが出来、個人的に感謝しております。
 
けちな主婦なのでパンフを買い渋ってしまい、後悔しております。
 
 この曲の対訳ありがとうございます。
 マイスペースで聴きましたが短いけど、興味深いイイ曲ですね。
 やはり前の奥様のことを歌っているのでしょうか。
 深読みさせられますね。
 アーチストに対する愛情のある文章で毎回楽しみにしております。お忙しいと思いますが、これからも頑張ってください
kiyokiyo URL 2007年11月07日 09:28:23 編集
>kiyokiyoさん

東京公演にいらしたんですね!
チケット購入のお役に立てて、とても嬉しいです♪

パンフ購入見送られましたか。たしかにお高いですよね(^^;)。でも、サマディのMyspaceで聴けることに気付いていなかったので、御コメントで知ることができて感謝です♪

The World Is Everythingの歌詞は、やっぱり前の奥様のことでしょうね。。。
「まだ闘い終えていない」というあたり、裁判などの匂いも感じさせますし、まだまだ彼にとっては痛みが現在進行形のようだと、あらためて思いました。

 >お忙しいと思いますが、これからも頑張ってください

ありがとうございます(^-^)
ぼちぼちペースで、楽しみながらやっていきたいと思います。
skysong URL 2007年11月07日 19:38:46 編集
はじめまして

skysongさん
The World Is EverythingとSleepwalkersの原文の歌詞とSleepwalkersの対訳を教えてもらえませんか?
akira URL 2007年12月20日 14:04:36 編集
>akiraさん
はじめまして。
オリジナルの歌詞はこちらを参照して下さい。
http://www.slowdays.org/japan/index.php?page=david_sylvian-the_world_is_everything_tour_sampler

取り急ぎの訳ですが、例えばこんな感じでしょうか。かなりビターな内容ですね。

『夢遊病者達』
私を描写するお前の詩
真実にはほど遠い
お前は操作し
汚し、歪曲する
だが真の意味に接近することはできない

見え見えなのは
お前の虚栄心
それはお前を崇拝する人々を
困惑させる
だが、誰がそれを口にするというのだ
どんなにそれが傷つけるか
お前はいつでも不安定だった
だが、どんどん悪くなっていく

死神が働く場で
お前は鏡を眺めていた
それをお前は自覚していた
だが、それはすべて表面のこと
そして、表面は麻痺している


文化のまどろみから
我々を目覚めさせるもの
いまいましい夢遊病者達よ
眠り続けるがいい

眠り続けるがいい

これが明日だ
わずかな光すら足りない
死にゆくもの全て
わずかな光すら足りない

※繰り返しx2

そしてお前は私の背後にぶら下がる
私の背骨の梯子の上から



skysong URL 2007年12月20日 16:55:52 編集
skysongさん ありがとうございます
これからじっくり読ませていただきます
本当にうれしいです
akira URL 2007年12月21日 13:36:56 編集
>akiraさん

お役に立てれば幸いです(^-^)
skysong URL 2007年12月21日 18:06:00 編集

管理者だけに表示する
 | HOME | 

プロフィール

ブログ内検索

最近の記事

全ての記事を表示する

最近のコメント

タグリスト

カテゴリー

月別アーカイブ

Visitors

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。