スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--年--月--日 | スポンサー広告

Trevor Baker "Thom Yorke- Radiohead & Trading Solo"

トム・ヨークのバイオ本。
この12月に和訳版(「トム・ヨーク すべてを見通す目」丸山京子訳)が出たこともあり、冬休みを利用して原書の方を読んでみました。
和訳版の方は副題と表紙写真に引いてしまって(苦笑)
この副題は第1章のタイトルだったんですね。


内容的には、トムの子供時代からIn Rainbowsまでの軌跡を網羅しており、コンサイスながら明快にまとめられていると思いました。トムが子供時代に参加したミュージック・キャンプの参加者や大学時代の同級生のコメントも織り込まれているので、マック・ランダルの「エグジット・ミュージック」よりもその時代のトムの様子は詳しく伝わってきましたね。
OKコンピュータ以降は、だんだんトムのバイオというよりは、バンドとトム・ソロの歴史をまとめたものという色合いが濃くなっています。

トムは凄い才能を持っていると同時に、とてもシャイで、自分に対する自信が揺らぎやすい脆さも人一倍強い。そんな彼がレディオヘッドの他のメンバーと共に、(危なっかしい道のりながら)妥協せず、あれだけの作品を世にだしてきた経緯にはやはり胸が熱くなります。

自分自身の一年を振り返って、来年どんな風に歩んでいこうかと思い巡らすこの時期、読んで良かったと思える一冊でした。(まあ、ファンの贔屓目もありますが 笑)

今年は更新頻度がいまひとつでしたが、ご訪問いただいた皆様どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
では、良いお年を!




スポンサーサイト
2009年12月30日 | Comments(5) | 小説以外の本

Mick Karn "Japan & Self Existence"

1ヶ月間更新していなかったら、

「上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。 」
というのが表示されるようになっちゃった。コメントをいただいたおかげで気付いたんですけど…。

この秋はワードローブの大整理をしてまして、使える時間とお小遣いのほとんどを、洋服類の処分・収納と新規購入にあてておりました。それにしても、ファッションとは永遠に完成することのないパズルのようなもので、「このトップスに合わせてこんなボトムスが欲しい」とか、「それに合わせてこんな靴が…」なんて考え出すと止まらない、止まらない。そろそろ「誰か私を止めてーーーー!」な飽和状態に近づきつつありますので、エネルギーの矛先を変えていかなくてはいけませんね。

まずはリハビリで、遅ればせながら、ミック本"Japan & Self Existence"の感想を。
japan existence

んー。面白い部分「も」多々ある本でした。
ミックの観察眼や言い回しはウィットに富んでいて、特にギャビン・ハリソンの足に関する描写には大笑い!深夜に思わず「山田くーん、ざぶとん1枚」と言いたくなりました。
あとはやはり、デヴィッド達と知り合った高校時代のエピソードやデビュー当時の裏話が面白かったですね。彼らのマネージャーだったサイモン・ネイピア・ベルの著書"Black Vinyl White Powder"と被る部分もありますが、やはりメンバーの1人だったミック本人による記述とマネージャーの視点では細かな違いがあるので、合わせ読むと興味深いです。アンジー・ボウイとの関係について書かれた部分にも、「へぇ~、ほぉ~?」とゴシップ心を目覚めさせられましたが、その後の女性遍歴(?)を読んでいくうちにだんだん「過ぎたことなんんだし、いいんじゃない?公にしなくても」という気分になってきてしまいました。まあ、ミックが、真面目で不器用で傷つきやすい繊細な人だということは、よくよく伝わってきましたけれど。
そして、時系列順ではなくランダムに並べられたエピソード群の、最後の方にRain Tree Crowに関するすったもんだが置かれていることもあり、読後感がなんとも悪いものになってしまいました。

まあ、Rain Tree Crowに限ったことではなく、Japan時代の作曲クレジットが全部デヴィッドになっているということも相当尾を引いているようで。スミスも訴訟になってましたよね。。。
売れ線の音楽を大量生産するようなタイプのミュージシャンだったら、キャリア初期の4枚程度のアルバムの印税なんてどうってことがなさそうですが、マイナーでアーティスティックな音楽をマイペースに発表していく自由度を保証するのに、その印税の有無でかなりの違いが出てきてしまうのでしょう。
その件ではデヴィッドはちゃっかりしていたのかもしれないし、まあ、色々難しい部分の多い人なんだろうな、というのは想像できるのですが。
でも、それをオンデマンド出版の本でいくら書き立てても、残念ながらデヴィッドには大した打撃は与えず、ミック本人の品位を落とすことにしかならない気がします。そして、せっかくの音楽作品に泥を塗ることに。ゴシップライターならいざ知らず、自らが関わった作品に泥を塗るとは、アーティストをやめる覚悟があるのか?と問いただしたくなります。

とにかく。
いろいろ厳しい状況のようですが、作品で勝負して欲しいものです。
ということで、ミックの新譜、読後の嫌~な感じがもう少し抜けてきた頃に、注文します(^ ^;)


☆Mick Karn "Japan & Self Existence"注文はこちら

☆Simon Napier-Bell  "Black Vinyl White Powder"



2009年11月17日 | Comments(19) | Trackback(0) | 小説以外の本

『メメント・モリ』 藤原新也

メメント・モリ―死を想えメメント・モリ―死を想え
(2008/10)
藤原 新也

商品詳細を見る


藤原新也さんの『メメント・モリ』の21世紀エディションを買いました。
新たに写真22点、コピー21点が加わり、出版社も以前と変わっています。

この作品については、私ごときが駄文であれこれ感想を書くのもおこがましい。
ご本人のブログ記事「君、生き急ぐことなかれ、死にたもうことなかれ」をお読みいただくのが一番だと思います。

今日、特に深く、心に飛び込んできた言葉。
「死のとき、
闇にさまようか
光に満ちるか
心がそれを選びとる。」

2008年11月03日 | Comments(13) | 小説以外の本

惑星の思考

9月11日、昨日のこと。
作家、宮内勝典(かつすけ)さんと坂本教授によるシンポジウム「惑星の思考--9・11以後の芸術と言葉」に行ってきました。
宮内さんの最新著書の刊行記念イベントです。
planet

惑星の思考―〈9・11〉以後を生きる / 宮内 勝典

始まるまでは、「ああどうしよう、夏バテ以来まともにアタマを使っていなかったから、お話が理解できるだろうか?」と心配で(笑)。しかも、数日前には、せっかくシンポジウムに来たのに、席に着くなり昏々と眠ってしまい、気付いた時には全部終わっていた…という、ものすごーくリアルな夢を見てしまった私(苦笑)。正夢にならないよう、お友達たちに、万一寝てたらつねってもらうようお願いして臨みました。

けれども、まるで衣装合わせをしたように、黒の野球帽を被った宮内さんと、黒のハンチングを被った坂本教授が登場すると、そんな心配はなくなりました。宮内さんは難解な用語を多用しながら立て板に水でまくしたてるような方ではなく、むしろ、言葉を選びながら訥々と、時折絶句してしまいながらお話しになる、寡黙で純粋な方、という印象でした。坂本さんの『非戦』にも文章(「種・戦争・希望」)を寄せておられたのですね。(帰ってから慌てて『非戦』をひっぱり出しました。)

非戦 非戦
坂本龍一、sustainability for peace 他 (2001/12/20)
幻冬舎

この商品の詳細を見る


まず、ご友人の紹介により、お二人がメールのやりとりを開始されたことからお話が始まりました。「この『坂本龍一』さんはホンモノだろうか?それとも架空の『坂本龍一』なのかもしれない」と、半信半疑でメールしていたとか(笑)。その後9.11があって、それに関するネット上の興味深い論考等について情報交換を重ねたことで、関係が一挙にリアルになり、『非戦』に繋がった。そして、お二人とも本当だったら社会的発言などしたくはない、可能であれば、ただ芸術をやっていられればどんなに良いかという想いを抱えている。でも、自分自身や家族のことなどを考えると発言せざるを得ないのが、今の世界の状況なんだ、という認識で発言している、というスタンスを明らかに。売名行為だと言われるが、「本当に売名したいなら、こんな大変なことでなく、もっと楽なことでやるよ」と、教授。宮内さんの早稲田大学の講義に坂本さんがゲスト参加された際にも、「(社会的発言は)売名行為ではないか」と発言をした学生がいて、「非常に腹が立った」と、宮内さん。一見、同じ所にいるように見えても、実際には地球の自転によって回転していくフーコーの振り子のように、芸術と社会的発言の両方の間を揺れていくしかないのではないか、という喩え方が、さすが小説家。

私は、ここのところ、月日の流れと生活の慌しさとで、9.11の衝撃が自分の中で薄らいでしまっていたことを白状せざるを得ません。でも、お二人のお話、特に当時も今もニューヨーク在住の坂本さんの当日の回想を生で伺うと、胸の中にひたひたと、あの日の衝撃、やりきれなさ、怒り、悲しみ…そんな感覚がリアルに甦ってきました。「あのような事件がもし日本で起きても、僕たちは本当に『非戦』と言えるのか」、という問いが鋭く胸に突き刺さってきます。個人としての私はやはり「非戦」と言うだろうと思っています(少なくとも、小さな声でなら)。でも、政府や周囲の国民がおしなべて愛国・闘争モードに染まってしまった時、それを食い止めるような発言・行動がどこまでできるだろうとシビアに考えると、胃のあたりがキリキリしてきます。

そんなことをズシンと考えさせられたり、「エ『ロ』ファンティズム」に笑わされたり、良い感じに思考を揺さぶられたひとときでした。最近の風潮として、人々が「癒し(「この言葉はすごく嫌いだけど」と、お二人とも言いながら)」を強く求めていて、芸術などにもそれが見られる。「癒し」を求める気持ちというのは、お二人とも分からないではない、でも、昨今もてはやされている癒しのための癒しのようなものでは物足りない。むしろ、大竹伸朗さん(昨年の回顧展「全景」)のようなすごいエネルギーに鼓舞されたい。あといくつ小説が書けるか、あと何枚ソロアルバムが出せるか分からないけれども、寡作を誇っていても仕方がない。(作品が10トントラック何十台分もあるという)「大竹伸朗さんを見習おう!(笑)」という結論で終了したのでした。(ちなみに『惑星の思考』の表紙は大竹伸朗さんの作品です。)

司会の方がどんどん哲学的な方向に舵を向けられ、熟考型の宮内さんが「うーん」と苦悩してしまう場面も何度かあり、話の落しどころに辿りつくんだろうかとハラハラすることもあったのですが、時に深い悲しみに満たされたり、時に笑い転げたり、感覚を鼓舞していただきました。予約をとってくれたchikaさん、ありがとうね!catcansさんも♪

数日前から、テスト前の駆け込み勉強のように宮内さんの『ぼくは始祖鳥になりたい』を読み始めていたのですが、読了したら『惑星の思考』も読みたいと思います。店頭で手にとってみたところ、『惑星』はエッセイ集のようです。(刊行記念シンポジウムのわりに、それがどういう本かという話が一切無かったんですよ… 笑)
そうそう、昨日言い忘れたけど、『始祖鳥』の表紙はタレルです!>chikaさん、catcansさん
archaeopteryx

『ぼくは始祖鳥になりたい(上)』
『ぼくは始祖鳥になりたい(下)』

☆宮内勝典公式サイト「海亀通信」
☆坂本龍一公式サイト sitesakamoto

2007年09月12日 | Comments(2) | Trackback(0) | 小説以外の本

深く、深く、深呼吸

あんまりネガティブなことを書くのは嫌なのだけれども、8月後半の夏バテから、いまひとつ回復しきれておらず、なんとなくぐずぐずした調子が続いています。
カラダ自体は大分良くなってきたと思うのですが、カラダにつられてロウアーになってしまったココロの復調が半歩遅れているようで。だから、普段だったら気にもならないような事でもずーんと凹んでしまうし、もともとへナヘナ系ではあるのですが、輪をかけたように気持ちが疲れやすくて困ってしまいます。気がつくと「はぁーっ」と深いタメイキが(苦笑)。

と、そんな状態だからこそ、最近はまりつつあるのがヨガなのです。
以前はヨガって、どうにも苦手なスピリチュアル系(お好きな方、ごめんなさーい! m(_ _)m)っぽい空気があるような、運動というよりも修行とか宗教のようなイメージがあって敬遠していたのですが。サンスクリット語のカタカナ言葉やインド哲学などにもとっつきにくいというか、ぶっちゃけ、うさんくさいような(またまた、ごめんなさーい! 滝汗)苦手意識がありましたし。(そのくせ、インド料理は大好きだったりして…笑)

でも、なんとか疲れをカラダの奥底から追い出したいと、ストレッチのDVDで癒し系のがないか探してみたのですが、食指が動くようなものは見つからず。仕方がない、と次善の選択肢という感じでヨガの初心者向けDVDムックを買って実践してみたら、これが妙ーに気持ち良いじゃないですか!カラダだけでなくやり終えた後は不思議なくらいココロもすっきりするんですね!びっくりしました。こんなに気持ち良いなら一日中でもヨガしていたい!(←やりすぎです 苦笑)ってなぐらいで。そういえば中学時代、器械体操をちょっと齧ったこともあり、カラダを曲げたり捻ったり伸ばしたりするのは元来好きなのでした。こわばっていた筋肉が緩んでいく感覚が、なんとも気持ち良い。さらに、ヨガのポイントはそれぞれの動きやポーズをしながら深い呼吸を続けることにあるそうです。新鮮な酸素が体中に行き渡って、スッキリするみたい。

ということで、人様に見られたくはないけれど(苦笑)、朝、家族が起き出す前に早起きして、「○○のポーズ!」などとやるのが楽しみな今日この頃なのでした。それでもまだ日中、凹みやすかったり疲れやすかったりはするのですが、ヨガのおかげでゆっくりと気分上向きになってきているような。シルヴィアンのライブまでにはキッチリ調整していきます(笑)。

ちなみに、購入したDVDムックはこちら。
DVDでよくわかる5分間ヒーリングヨーガ―ココロとカラダを同時に癒す! (Gakken Mook 5分間ヘルスシリーズ) /
5分で完結する短いプログラムがいっぱい入っていて、その日の体調や気分で組み合わせることができます。私でも付いていける位なので、長年、運動を全くやってなかった人でも無理なくできる内容だと思います。ついでに、お値段にもココロ癒される一品(笑)。

それにしても、書店などで見渡してみるとヨガ関係の本は女性のシェイプアップをクローズアップしたものが大多数。そんな雰囲気のカウンターバランスをとる意味で、下記の本とサイトもご紹介しておきます。

ヨーガの奥義 (講談社の実用BOOK) ヨーガの奥義 (講談社の実用BOOK)
綿本 彰 (2004/08/26)
講談社

この商品の詳細を見る

アメリカで大ブレイクしたパワーヨガを日本に広めた第一人者、綿本彰さんの著書で、主にビジネスマンをターゲットに書かれています。女性向けのヨガ本が圧倒的多数な中で異色な存在かも。
綿本さんの語り口はサッパリと明快で、「うさんくさい」(またまたまた、ごめんなさい)ヨガのイメージは全くありません。オフィスや自宅で簡単にできるヨガ・ポーズの紹介の他、ヨガの歴史や呼吸法、瞑想などにも触れており、女性が読んでも面白いです。
それにしても、仕事中のオフィスでプチ腰掛ねじりのポーズを「『ちょっと変な格好だけど、落とした消しゴムを拾おうとしています』のふりで」やったらどうかって(笑)。「ちょっと」じゃなくて「かなり」不自然ですってば!(爆)

綿本彰さんの日本ヨーガ瞑想協会のサイト
アーユルヴェーダやYOGA哲学に関するコラムなど、読みものコンテンツも充実。

男のヨーガ
エディター&ライター田村十七男さんのヨガ体験レポ。
なんとなくほのぼのとしていて、なごみます☆


老若男女問わず、最近お疲れの方、運動していないな~という方!
ヨガ、いかがですかー?(笑)
2007年09月07日 | Comments(2) | Trackback(1) | 小説以外の本
 | HOME | 

プロフィール

ブログ内検索

最近の記事

全ての記事を表示する

最近のコメント

タグリスト

カテゴリー

月別アーカイブ

Visitors

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。