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ガソリンまじりの雨粒

Dave FischoffのRain, Rain, Gasolineの歌詞を和訳してみました。
TheCrawl

Dave Fischoff / The Crawl( amazon, HMV )

いつか日本盤が出る日が来れば和訳エントリは削除します。
音はこちらでどうぞ。


ある女性と知り合って
太ももに口づけた
彼女の瞳の中で
僕の時間が育っていくのが見えた
世界に種が蒔かれ
ふたりの若葉がほころんでいった

屋根に腰かけ
鳥たちをながめた
彼らのしなやかな体は
僕らの言葉と響きあった

夜の訪れとともに
聞こえたのは、
夢の中へ滑り込んでいく君がたてる
甘い甘い吐息

でも今、何かが変わってしまった
隣に横たわる君の吐息がなんだかおかしい

木の葉は枯れ
床に舞い落ちる
鳥たちは扉の外で
餌をせがむ乞食となった
ふたりの時間が薄れていく
僕らは知らなかったんだ

愛とは努力すること
努力とは生き延びることだって
僕らの心は輝きを失った
太りすぎた天使が天与の翼で
かつてもたらしてくれた光をさえぎり
役立たずのハエを叩くように

今、僕らは
ともに育み続けようと望んでいたものを
手放そうとしている
僕らの流す涙は
まるでガソリンまじりの雨粒

(Lyrics by Dave Fischoff)
(訳 skysong)



アルカイックな牧歌性と、苦渋の涙を「ガソリンまじりの雨粒」と形容するセンスに心底やられました。
あやうく若い頃の恋を思い出しそう。かな?(遠い目~ 笑)

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2006年12月06日 | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽[F]

Dave Fischoff / The Crawl ('06)

わずか数秒聴いただけで「好き!」と確信できる音楽に出会うことがあります。何度も聴くうちにじわじわと好きになっていくというのもいいものですが、鳥肌の立つような出会いには運命的なものまで感じたりして、ワクワクしてしまいます。

シカゴのアーティストDave Fischoffの新作(3rdアルバム)には、オフィシャルサイトを開いて音が流れてきた瞬間から、どんどん惹きこまれてしまいました。Rain, Rain, Gasolineという曲です。雄大なオープニングに鼓動のようなリズムが加わり、やがてヴォーカルが柔らかなメロディを囁きかけて……。河の流れのように淡々とした構成ですが、一瞬一秒全てが愛しく、心地よい。歌詞(MyspaceのLyricsでどうぞ)がまた泣かせます。

オフィシャルのMUSICページやMyspaceで他の曲も試聴できますが、全曲かなり好みです。路線としてはHer Space Holidayをもう少し壮大にした感じでしょうか。The Postal ServiceStyrofoam的な香りがすることもあります。

以前の2アルバムは通して聴いたことはないけれど、オフィシャルで数曲ずつ試聴した印象では、実験的な音をとりこんだりしていて野心的ですが、ヴォーカルなどで未熟さを感じさせる部分もありました。この3rdでポップさと完成度において相当飛躍したように思えます。

絵本のようなイラストのジャケもかわいい!かわいらしいけれども、どこか終末的な雰囲気も漂っています。この人々はどこに向かっているのでしょうか。
TheCrawl

Dave Fischoff / The Crawl( amazon, HMV )

Dave Fischoff Myspace

オフィシャル
MUSICのページでThe Crawlが全曲フル試聴できます。
2006年12月03日 | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽[F]
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